情報と工夫で何とかやってみる(妥協点を見出す)ブログ

情報と工夫で何とかやってきた備忘録です。同じ悩みを抱えている人がいると思い、情報共有しようと思った次第です(尤も、このブログに辿り着いた時点でもう解決していると思いますが…)

情報と工夫で何とかやってきた備忘録です。同じ悩みを抱えている人がいると思い、情報共有しようと思った次第です。(尤も、このブログに辿り着いた時点では、もう解決されていると思いますが…)

仕訳シリーズ#1

確定申告の季節がやってまいりました。

最近の会計ソフトはレシートを写真で撮ると自動で仕訳してくれたりするので、そんなに心配することはないかと思います。一方で、この時期になると、「いちいち写真に撮るのは面倒だ、自分で入力した方が早い気がする、と去年思って、来年こそは自分で入力できるようにしようと思ったけど、1年が経ってしまった」なんて思っている方もいるかもしれません。

そこで、関心を持たざるを得ないこの時期に、面倒そうだからと先延ばしにすることのないよう、シンプルに、仕訳の実例を紹介していきたいと思います。そして、少しでも興味を持っていただき、「今回は間に合わないけど、来年こそは!」と思っていただけたら幸いです。第一回目は基本です(尤も、申告書などは会計ソフトが自動で処理してくるので、この基本だけでも結構使えるかと思います)

 

はじめに、右利きでキャッチボールをしていると想像してください。で、左手のグローブにボールが入ってきました。そして、ここから仕訳です。イメージを仕訳に変換します。ボールはお金です。お金が左側(左手のグローブ)に入ってきました。この場合、仕訳の左側に「現金」と書きます。そして、反対側に理由を書きます。「なんでお金が入ってきたのか?」 おそらく、売上があったのでしょう。ということで、1000円売り上げて、現金で受け取った場合、左側に「現金」、反対側の右側にその理由の「売上」と書きます。

1000 現金 ※ここに具体的な理由をかきます。商品A×5個とか 売上 1000

完成です。これが現金ではなく、銀行口座に入金があったなら、左側に普通預金と書きます(普通預金にも「金」という字が入っていますね)。以下になります。

1000 普通預金 商品A×5個 売上 1000


今度は800円の消耗品を買って、お金が出て行ってしまいました。キャッチボールに例えると、お金(ボール)が自分から去っていく、つまり、右手でボールを投げたんだと思います。なので、右側に「現金」と書いて、反対側に理由、この例では「消耗品」と書きます。

800 消耗品 文房具代 現金 800

完成です。これが、Amazonで買った消耗品が銀行から自動で引き落とされたら、以下になります。

800 消耗品 文房具代 普通預金 800


では、手元の現金が少なくなったため、銀行から1000円下ろしてきた場合はどうなるでしょう? ボール(現金)は左手(左側)に入りました、同時に、ボール(普通預金)は右手(右側)から離れて(去って)いきました。なので、

1000 現金 現金引出 普通預金 1000


もうこれで大丈夫かと思います。